2008年12月29日

くらいついていけ。

塾のテスト監督をしたことがある。
国算理社4教科。
休み時間はほとんどない。ほぼ3時間近くぶっとおしだ。
こどもたちにとっては、こんなに長い時間集中するのはさぞや苦しいことだろう。

テスト開始。
真剣な表情のこどもたち。
がんばれ!

机の間を見回り歩きながら、受験票でこどもたちの名前を覚えて。
タカシ、がんばれ!
マサコ、どうした!
などと勝手に心の中で親しげに激励。伝われ、俺の情熱!

(*実際はこんな名前のこどもはいなかった。特に女の子はかわゆい名前ばっかりであった。)


問題用紙を見ないで、こどもたちの解答を見てまわると面白い。
ある子は猿のことを書いている。
また別の子はあさりのことを書いている。

一体どんな20字問題が。


算数も同様に。
大部分の子は1問目、100と書いている。それきっと正解だ。
何人かは98と書いている。
ある子が出した答えはなぜか78であった。


しかしこどもたちは真剣だ。
俺は真剣なヤツが大好きだ。
それがたとえ小学生であっても、間違った答えを書いていても。
一生懸命な姿には感動する。尊敬する。


珍解答はつきものだ。


社会のある問題で、タカシ君は「病院」と答えていた。
マサコは「寺院」と答えている。
アカネは空欄だ。
見ると、全員がこの3種類の答えに分かれている。

ああ、どんな問題なのでしょう。


「地図を作っているのはどこですか(×××院という形で答えよ)」


わはははー!!
病院ってー!!


と、こっそり大ウケしながら、心の中にふと黒いものがよぎる。
じゃ、何院だ・・・?

(さあ何院でしょう?)



ミンチン女学院・・・

いや違う。



地図だから・・・
地理・・・

・・・地理・・・地理・・・・おお、国土地理院・・・
たしかそういうものがあったような・・・


(正解でした)


俺は思ったんだ。笑ったけど。

「わからないけど空欄はだめだ。何か書くんだ。きっと病院じゃないだろうけど、でも書くんだ。」

あきらめない。
くらいついてる。
たとえ出てきた答えが病院でも。
おそれないんだ。間違いを。

だから俺は、すごいなあと思ったんだ。
ほんとだよ。

でも、見直せよ。解答。


のこりあと1ヶ月!
がんばれ、中学受験生!!

posted by 鈴木 at 16:25| Comment(14) | TrackBack(1) | 受験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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